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Goooood Job バックナンバー(1~12)
千葉で熱帯果実を栽培し6次産業化を目指す
千葉で熱帯果実を栽培し6次産業化を目指す
熱帯村(木更津袖ヶ浦熱帯花き果樹研究会・熱帯村)
熱帯村とは
熱帯村とは、木更津や君津地域のパッションフルーツを生産している木更津袖ヶ浦熱帯花き果樹研究会の名前です。
パッションフルーツはブラジルが原産のフルーツで、国内で主に鹿児島や沖縄で生産されたものが8割を占める熱帯性の果実で、国内産の多くは加工品として使われています。
主に国内で生産されているパッションフルーツは、実が熟すと紫色になり、種の周りについた果肉と種を一緒に食べます。味は濃厚で、酸味があり、さわやかな香りが特徴的です。
熱帯村のパッションフルーツは、夏収穫できる「夏実」が7月から9月まで、「冬実」が12月から3月までに収穫と年2回収穫することができます。
現在国内生産のパッションフルーツで一番出回っている鹿児島や沖縄で作っている品種は、主にサマークイーンですが、熱帯村が主に作っている品種は、台農1号系という千葉の気候に合った品種です。
パッションフルーツ
パッションフルーツとの出会い
以前は鉢花(鉢植えの花)を生産し順調でしたが、2008年のリーマンショック以降、鉢花の価格も低迷し、売れない状況になってしまいました。
そこで、観葉植物などの鉢物を作っていた仲間3人と、鉢物に代わるものはないかと探していました。更にその頃苗の販売が、花の苗より野菜や果物など食べるものの苗が売れ始めていることを知り、これは食べる作物を作った方が良いということになりました。
千葉県館山市に暖地園芸試験場という県の農業施設で熱帯系の果物を研究している事を知り、ハウスもあるし、暖房機も持っていて、熱帯物を作る設備は揃っていたことから、早速暖地園芸試験場へ行ってみることにしました。試験場では、マンゴーやパパイヤなど熱帯系の果実を7〜8種類研究していました。
その中で一番目を引いたのが、パッションフルーツでした。パッションフルーツの花は、「トケイソウ」という和名で花として作ったことがあったからです。
試験場には1ヶ月に一度行って、1ヶ月ごとに研究している果物の成長の状況を見比べました。中でもパッションフルーツは、成長もいいし、花を栽培した経験もあったので取り組む事に決めました。
こうして仲間3人で「熱帯村」という名前で、パッションフルーツの生産を2010年から本格的にスタートさせました。
トケイソウ
トケイソウ
販売先は自ら開拓する
パッションフルーツは、5月位から沖縄、鹿児島と市場に流通し始めますが、私たちが収穫できるのは、7月の下旬になってしまいます。その時期になると、お中元の需要も終わってしまって、市場の競り値も低くなってしまいます。安くなってから市場に出すのでは採算が合わなくなってしまうため、自分たちで新しい販売チャンネルを探すことにしました。実際探してみると、なかなか販売先が見つからず、自分たちが甘かったことを思い知らされました。
まだ6次産業化という言い方をする少し前、君津農業改良普及所(現在の君津農業所)では、農家の主婦たちが加工品を作って、直売所や道の駅で販売するという取り組みをしていました。そこで作るアイスクリームやゼリー、パン、ケーキなどの加工品の材料として、採用してもらうことになりました。
加工品だけでなく、果実として食べてもらうために、夏休みの時期には、海ほたるや地元のスーパー、都内で開かれるマルシェなどに出向いて、試食販売をしました。それが、5年くらいは続いたと思います。
パッションフルーツハウス
もっと果実を食べてもらいたい
販売活動を始めて2年間は、木更津のホテルをお借りして、「夏だ、フラだ、パッションだ」というイベントまで開催しました。それは、フラダンスを見ながらパッションフルーツの加工品を食べてもらうというものでした。このイベントのおかげで、木更津市がプレスリリースしてくれたり、ホテルを通じて告知してもらうことができ、販売チャンネルが増えてきました。
熱帯村のパッションフルーツは無農薬で栽培しています。果実として美味しいだけでなく、βカロテンが豊富で、アンチエイジングに役立ち、カリウムも多く含まれているので高血圧予防や心筋梗塞予防にも効果があるといわれていますが、果実として販売しているのは3割程度です。
パッションフルーツは、まだよく知られていないフルーツで、もっと消費者の皆様にも知ってもらえるように努力していかなくてはなりません。
今までは生産組織で活動してきましたが、これからは外部の人材にも参加してもらい、協議会のような組織にしていこうと思っています。そして私達の作る熱帯果実が、「熱帯村ブランド」として消費者の方に認知していただくようにしたいと思っています。
パッションフルーツカット
(2018/11/9)
日本伝統の和瓦で佐原の街を守る
日本伝統の和瓦で佐原の街を守る
有限会社粟飯原瓦工業(あいばらかわらこうぎょう)
■和瓦の技術で佐原の街を守る
粟飯原瓦工業は地元佐原を中心に瓦の施工、修理を行う会社です。代々おつきあいをいただいている地元のお客様からの施工、修理、メンテナンスの他、建設会社や工務店から依頼いただく瓦屋根の施工を行っています。
屋根の瓦
瓦には大きく分類すると、和瓦(日本瓦)という伝統的な瓦と洋瓦(平板瓦)の2種類があります。洋瓦は平板で今風の住宅で多く使われており、比較的簡単に施工できる一方、和瓦は波型の瓦で綺麗に葺くには独特な技術が必要です。
我が社では洋瓦の今風の施工はもちろんのこと、お寺や和風の建築で使われる和瓦の施工もしています。また、重要伝統的建造物に指定されている佐原の町並みの屋根などは、今では手に入らない瓦で、その補修・修理なども手がけています。
会社と瓦
創業約130年、瓦工事の老舗
我が社は私で5代目、創業の年はあまり正確ではありませんが、明治18年(1851年)と聞いています。当初は現在の千葉県香取市の旧山田町で創業し、その後曽祖父の代で佐原に移転し、現在に至っています。
移転した当初はいぶし瓦という瓦の製造も行っていましたが、祖父の時代になって、愛知県の三州瓦(さんしゅうがわら)の会社と出会ってからは、製造をやめて施工のみを行うようになりました。
私も父の後を継ぐため、専門学校で建築の勉強した後、国家資格の「かわらぶき技能士」の資格を取るために、愛知県瓦高等職業訓練校で技術的な勉強をしながら、実際に施工の仕事をして覚えるといったことを1年間続けて資格を取ました。その後2年ほど愛知県に残って営業の経験もして戻ってきました。
瓦置き場と骨組み
東日本大震災からの復興
東日本大震災の時には国選定の重要伝統的建造物群保存地区になっている地域では、60%〜70%は被害を受けたのではないでしょうか。地元の瓦屋は3〜4社はありますが、それでも足りず他の地域の瓦屋さんの応援も受けて対応しました。我が社でも大工さんから依頼を受け、40軒位は修復のお手伝いをしたと思います。
しかし被害がもっと酷かったのは、我が社がある佐原市役所近郊の地域でした。液状化現象で軒並み家が傾いてしまい、また私の自宅も傾いてしまいました。敷地内の瓦置場は砂で埋まってしまいましたが、お客様の屋根を修理するため一日かけて取り出しました。
お客様からは次から次へと修理依頼の連絡が入りました。毎日雨漏りのある家を優先的に周り、雨漏り対策をし、修理に必要な材料などを確認して数日後職人さんを向かわせるという繰り返しでした。
当初我が社で注文を受けたのは850軒位あり、3年から4年かけて修理しましたが、それでも実際には半分にも満たない400軒くらいしか対処できませんでした。その時何より辛かったのは、すぐ対応してくださいと連絡をいただいた、全ての注文に対応したかったのですが順番にしか対応がしきれなかったということでした。
町並み
和瓦を使った佐原の町並み
佐原の景観を守る和瓦の伝統技術を継承したい
洋瓦や他の建材を使った屋根が増えていますが、伝統的な和瓦も残していきたいと思っています。佐原地区で和瓦の施工技術を持っている人は数人いますが、高齢の技術者がほとんどで、その方々がいなくなったら佐原地区の和瓦の技術が絶えてしまう事になります。そうなれば、佐原の街並みの修理は、地元の人間では直せなくなってしまうという事になり、そうなってしまったら、一番寂しい事だと痛感しています。
夏は暑く、冬は寒い。更に高いところの仕事なので、決して楽ではありません。世の中にはもっと割の良い仕事がたくさんあります。本当に瓦が好きな人でなければこの仕事は無理なのかもしれません。和瓦の技術を覚えるには、現場で沢山の経験を積んでいくこと、正に職人の世界だと思います。
若い人が佐原の街の景観を守る和瓦の職人に魅力を感じ、その技術を絶やさぬように継承してくれる事、伝統的なものやその知識を継承していく事が、私たちに与えられた役割だと思っています。
和瓦の屋根と古い瓦
建築中の和瓦の屋根
補修用に保管している古い瓦

  • ●取材先
  • 有限会社粟飯原瓦工業
  • 〒287-0003 千葉県香取市佐原イ4149
  • TEL:0478-52-2988  FAX: 0478-54-3676
  • 事業内容:屋根工事
(2018/10/10)
日本の祭りを演出する手書き提灯(ちょうちん)を守る
日本の祭りを演出する手書き提灯(ちょうちん)を守る
坂本提灯店
■明治元年創業の5代目
坂本提灯店は明治元年に創業し、現在私で5代目になります。私の祖父が現役時代には、このあたりに同業が3~4件はあったと思いますが、現在この近郊ではうち一軒になってしまいました。
明治元年創業
坂本提灯店(明治元年創業)
当初、私はこの店を継ぐ気はなく、母からもサラリーマンになれといわれていました。「とにかく大学には行かないと」と思って東京の大学に入学したあと、取引先の提灯問屋さんでアルバイトに行くようになったのが、この仕事に進むきっかけになりました。
アルバイトとはいえ、江戸っ子の職人さんと仕事をするので、何かあると提灯が飛んでくるといった厳しいものでした。大学を卒業して地元の知り合いから紹介していただいた会社に入社し、サラリーマン生活も経験しましたが、その後跡を継ごうと決心しました。当初、昼は会社勤め、夜は提灯屋の仕事をするという二足のわらじを履いていましたが、二足のわらじはあまりにも大変で、結局会社勤めをやめて、提灯屋一本でやるようになって17~8年になります。
街並み
実は分業制の提灯業界
提灯は室町時代に竹かごに紙を貼っただけの折りたためない物が原型といわれ、室町末期には今の提灯と同じような折りたたみのできるものが登場しました。その後主に宗教的な祭礼や儀式で使われていたようですが、江戸時代に入って、ろうそくが普及したこともあり、提灯が照明器具として使われるようになったようです。
私達の作っている提灯の多くは「江戸提灯」といわれるもので、和紙を使って手描きで家紋や文字などを描いたものが一般的です。
明治時代になって、提灯は問屋制が発達し、といわれる、提灯本体を製造する業者の「貼り屋」と「貼り屋」が作った提灯に文字や家紋などを描いて仕上げをする業者の「提灯屋」に分かれて発展してきました。
当店でも提灯本体は問屋から仕入れ、文字や家紋などを手描きでいれ、防水のための亜麻仁油を塗って必要なパーツを取り付け、仕上げます。
分業制の提灯業界
提灯業界は分業制
文字も家紋も手描きで仕上げる
提灯に描かれる文字や家紋などの図柄は、最初は筆で輪郭を描き、その後にそれを塗りこむかたちで描きます。一般的に輪郭を描く作業は師匠が、それを塗りこむ作業は弟子が行います。私がアルバイトで入った修行時代は、師匠の描いた輪郭の中を塗りこむ作業ばかりをやっていました。跡を継いでからは、修行時代に師匠の仕事を見て学んだ事を思い出しながら輪郭を描く作業もできるようになりました。
描いている文字の基本形は、「江戸文字」と呼ばれる楷書を基本に一画一画が太く、遠くから見ても文字が認識できるような書体です。特に細かい決まりはないので、色々なものを見て新しい事も取り込むようにしています。
最近では手描きではなく、カッティングシートという塩ビフィルムを機械でカットして貼りこむものも増えていますが、いわゆる「フォント」なので、手書きに比べ味わいがない仕上りになってしまうため、基本は全て手描きで仕上げるようにしています。
文字も家紋も手描きで仕上げる
文字も家紋も基本は全て手描き
祭の演出を支える提灯
提灯のご注文は、地元を中心とした北総地域や大栄町、匝瑳市、銚子、印西などから、県外は茨城の潮来や土浦からもいただいています。遠方からのご注文のほとんどは、今までやっていた提灯屋さんがなくなったからということで引合になりました。
昔は提灯の明かりにろうそくを使っていましたが、最近では電球を使ったものも増え、火がついて燃えてしまうことが少なくなってきました。全体的には需要は減っているようなので、多くのエリアをカバーしないと成り立たないというのも実情です。また、職人も高齢化が進み、後継者がいないなどの理由で廃業しているところも多くなっています。
仕事は主にお祭り関係で使われるものなので、時期的には5月から11月くらいまでがピークで、その時期の仕事場は提灯が山になってしまいます。
全国各地に古くから続くような祭はもちろんのこと、地域交流などの目的で祭の無い街で開かれるようになった祭でも、照明としての役割は無くなっても、提燈はその演出に欠かせないものだと思っています。無くてはならない提燈ですが、それを支えている提灯屋が減っているのは残念なことです。これからも色々なものを見て、積極的に新しいものも取り込みながら、日本の祭を演出する提灯づくりを、コツコツと続けて行きたいと考えています。
xx
  • ●取材先
  • 坂本提灯店
  • 代表 坂本真史
  • 〒287-0003 千葉県香取市佐原イ517
  • TEL:0478-52-2796  FAX:0478-52-2896
  • 事業内容:提灯の製造
(2018/08/9)
ブルーベリーで子供たちの健康を守る
ブルーベリーで子供たちの健康を守る
株式会社エンゼル薬局
子供達に栄養を取ってもらいたい「きさポン ブルーベリーゼリー」
「きさポン ブルーベリーゼリー」は、木更津産のブルーベリーを使い、パッケージには木更津のキャラクター「きさポン」を採用し、栄養豊富で学校給食に採用されたゼリーです。
ある時木更津で高齢者の方や障害者の方の労働力を使って栽培しているNPO法人がブルーベリーの販売先確保で困っているというお話を耳にしました。
また同じ頃、夕方に子供がひとりで薬局に置いているお菓子を買いに来たので、「晩御飯もちゃんと食べるんだよ」と声をかけたところ、返ってきた言葉は「これが晩御飯だから」という衝撃的な言葉でした。近くには生活保護を受けているような方がいるのは薄々知っていましたが、改めて調べてみると、この地区だけでなく日本中で6人に一人は貧困の問題を抱えているお子さんがいるという事実がわかりました。
この事がきっかけとなり、ブルーベリーと十分な栄養が取れていない子供たちが沢山いる事実が結びついて、「きさポン ブルーベリーゼリー」の開発をスタートさせました。
きさポン
きさポン ブルーベリーゼリー
薬剤師が作ったゼリー
ブルーベリーを使った栄養補給ができるものを作って、子供達に食べさせたいという思いは固まったものの、何をどうやって進めていいのか全く分かりません。そこで門をたたいたのが、木更津商工会議所でした。既存事業の調剤薬局をベースに経営資源の洗い出しと事業機会の掘り起しからはじめました。そして、ブルーベリーを使った競合商品の調査などを経て、開発した商品を学校給食で採用してもらうことが、私の最初の思いに到達する方法だとまとまりました。
また、商工会議所では資金面でも「ちば農商工連携事業資金」を活用できるというアドバイスをいただき、無事このアイデアが2016年10月に採択されました。
学校給食で採用してもらうには、文部科学省の学校給食実施基準に沿っている必要があるため、それに基いた開発を始めました。当初は牛乳に入れる「ミルメーク」のようなものを考えていました。しかし今の子供達は牛乳を飲まない子が多いと知り、子供達が良く食べるお菓子をリサーチした結果、ゼリーが一番良いことに辿りつきました。
木更津のブルーベリーは「ど根性農法」という水や追肥をあまり与えず無農薬で野性に近い環境で育成する農法のため果汁が濃厚です。また、ゼリーに入れるビタミンを多くするとエグ味が出てしまいますが、それをカバーすることができる上、一般の商品に比べ、濃厚なゼリーが出来上がりました。添加物はなるべく入れたくなかったので、ビタミンCを多くして酸化防止にも役立てるなど、私が全てレシピを作って、製造メーカーと何度も試作を重ね完成しました。
今では学校給食ではもちろんのこと、道の駅などにも置いていただいている一方、浦安のヒルトン東京ベイでは栄養価ではなく、味を評価していただき、バイキングのデザートコーナーで採用していただきました。
エンゼルやっきょく
エンゼル薬局
薬局店内
エンゼル薬局の店内
こども食堂
昔は薬局の事業を淡々とこなしていればよかったのですが、今は薬局周辺の環境・医療・介護の連携など、何とかしなくてはいけない課題がどんどん挙がってきています。この「きさポン ブルーベリーゼリー」の開発は、重い腰を上げるきっかけになりました。
日本中のご飯を食べられない子供達の全員は無理でも、せめて手の届く木更津の子供達にしてあげられる事が無いかと考えた結果、市民団体に提案し実現したのは、今まで木更津には無かった「こども食堂」でした。
「こども食堂」とは、地域住民や自治体が主体となって無料または低料金で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場で、県内でもまだ数箇所しか存在していませんでした。
実際にこども食堂はスタートし、もちろん私も参加しています。また、ボランティア活動だけでなく「きさポン ブルーベリーゼリー」も、こども食堂へ無償で提供してたべてもらっています。
木更津のきさポン
パッケージには木更津のキャラクター「きさポン」を採用
店内に並ぶブルーベリーゼリー
店内に並ぶブルーベリーゼリー
夢はオール千葉へと展開
軌道に乗り始めた「きさポン ブルーベリーゼリー」ですが、そろそろ次の展開へと進めたいと思っています。「きさポン ブルーベリーゼリー」は栽培から加工、販売まで千葉県内で行われていて、いわばオール千葉にこだわって作っていますが、ブルーベリー自体はあくまでも木更津に限られています。
しかしブルーベリーの栽培自体は、木更津以外にも近郊の君津市や茂原市でも盛んになってきています。そこで、キャラクターを「チーバ君」に変えることで、木更津市から千葉県へと一挙に受入範囲が拡がり、他の地域のブルーベリーも使うことができるようになります。
私はこの「ブルーベリーゼリー」の栽培から加工・販売までオール千葉で完結する商品を拡大し、千葉県民の栄養強化はもとより日本人の栄養強化に役立てていただきたいと思っています。
また、現在は高齢者の医療費問題を解決する「健康よろず相談室」の設置を進めています。「健康よろず相談室」は学校で言えば保健室のような存在で、各地域の公民館などに設置し、医療関係のOBなどが常駐することで、本当に病院に行った方が良い方を判断して、かかりつけの病院などに誘導する施設です。このような施設と病院が連携する事で、医療費削減効果が期待できると考えています。
今後も薬剤師の仕事とボランティア活動を通して、地元木更津はもちろんのこと、千葉県内の子供たちの健康と高齢者のための活動に取り組んでいきたいと思っています。
  • ●取材先
  • 株式会社エンゼル薬局
  • 〒292-0014 千葉県木更津市高柳1丁目6-30
  • TEL:0438-40-1933 FAX:0438-40-1939
  • ホームページ:
    http://enzeru.info/
  • Facebookページ:
    https://www.facebook.com/smileangelpharmacy/
  • 事業内容:保健調剤薬局の経営(薬局業務、在宅業務)
    医薬品の販売
    医療機器及び健康器具の販売
    介護品及び介護用機器の販売
    化粧品及び一般日用品の販売
平成30年11月12日に木更津の無農薬のブルーベリーに、ビタミン等の栄養素13 種を入れるなど、工夫を凝らしたゼリーを開発したこと。市内の小中学校給食で定期的に提供されているほか、新聞等 に取り上げられるなど、地域のブルーベリーの認知度向上に貢献した。ということで、「千葉のちから 中小企業・小規模企業表彰」を受賞しました。
(2018/07/10)
集成材製造から木質製品全般の加工へと進化する
集成材製造から木質製品全般の加工へと進化する
株式会社ティ・エス・シー
地域材を集成材にする取り組み
株式会社ティ・エス・シーは、集成材の製造と集成材を使った加工品の製造をしています。集成材とは小さく切り分けた木材を乾燥させ、接着剤で組み合わせた「人工」の木材です。強度や品質が安定しているので、扱いやすく、住宅はもちろんのこと、様々な用途で使われています。
平成22年に成立した法律により、低層公共建築物の木造化が増えつつあります。この法律が成立したのは、地域材を使うことにより新たな植林を行うといった森林整備・保全につながること、更に、新たな植林をした若い木は光合成が活発なため伐採せず、そのままにしておくことにより、CO2削減に大きな威力を発揮するからです。
この法改正を機に、公共の建築物では地域材利用を進めていますが、実際には無垢の木だけでは大きさが足りないこともあるため、地域材を使った集成材が使われています。我が社の製品も、県内外の公共の建物や鉄道会社から駅の建築の造作、銀行などの建築物に使われています。特に地元千葉の地域材を使う場合は、我が社を指名していただいています。
本社社屋
本社社屋
千葉のサンブスギを利用した「やすら樹」の発売
我が社は中小企業地域資源活用促進法に基づいた認定を受け、「やすら樹」を開発しました。「やすら樹」は集成材メーカーとして培ってきた技術により三層化することで、無垢の板ではできない性能を実現しています。具体的にはサンブスギを上層に、中層と下層には別の材料を使うことにより、低価格で曲がりや反りの少ない杉の床材になりました。この「やすら樹」は戸建て住宅、マンション、ショールーム、教育・保育施設のフローリングなど、さまざまなシーンでご利用いただいています。
杉を使った取り組みは、床材だけに終わっていません。本社工場には「家具の森」という天井や床、オリジナル家具を含め、すべて国産の杉材で製作されているショールームがあり、お申し込みいただければ、実際に見て触っていただく事が可能です。ショールーム「家具の森」にご来場いただいた保育園からは、杉の無垢板を使った幼児用の椅子をご注文いただき大変喜んでいただきました。
ショールーム家具の森
ショールーム「家具の森」
幼児用の椅子
幼児用の椅子
家具への取り組みと大学とのコラボ
県産材を使った家具作りの取り組みでは、千葉県産業振興センターの産学マッチングにおいて、「杉で作ったスツール」を製品化しました。これは、千葉大学大学院工学研究科の原先生の講義の中で、学生がデザインした上位7名の作品でした。通常我々は、工務店様からいただい図面通りの板を製作することが仕事です。しかし、家具という立体的にしていく取り組みは、家具製作に力を入れている我が社にとって、とても良いチャレンジでした。
実作業は7名の学生と若い社員の1対1のペアで取り組みました。なかには、塗装が本業という者もいましたが、全社的に外部の人たちと新しい取り組みをすることで、その面白さを体感してくれたようでした。
この作品は昨年の10月から製作に入り、今年の1月前半で製作を完了、1月30~31日に東京ビッグサイトで行われた東京都主催「WOODコレクション(モクコレ)2018」の千葉県ブースで発表されました。
展示会
展示会
スツール
製作されたスツール
技術と設備で進化する
我々をとりまく環境の中では、大工さんの高齢化が進んだため、工場生産の部品を多くすることにより手間を省き、建築コストを下げることなどが行われています。実際コストが安くなるばかりか、現場で大工さんが塗装するよりも高い精度で塗装をすることができます。そのため、集成材の業界は、材料を作る事から加工品を作る業界へと変化しています。
我が社もよりお客様が望むオリジナルオーダーに対応する加工へと進めています。家具作りはその中でも中心的な存在です。最終的に我々が目指すのは、集成材に限らず「木質製品の加工全般を行うようになること」。そのために具体的に進めているのは、千葉大学とのコラボのような組立技術向上と部材の3D曲面加工の研究です。更に技術だけでなく、自分達でデザインした商品を世に出していきたいと思っています。
  • ●取材先
  • 株式会社ティ・エス・シー
  • (本社・コア工場)
  • 〒292-0838 千葉県木更津市潮浜2-1-53
  • TEL:0438-37-0206(代)FAX: 0438-37-2349
  • (本社工場)
  • 〒292-0838 千葉県木更津市潮浜2-6-4
  • (フジケン事業部・山梨工場)
  • 〒400-0211 山梨県南アルプス市上今諏訪850-1
  • (静岡営業所)
  • 〒424-0065 静岡県静岡市清水区長崎1117-2
  • (東京営業所)
  • 〒206-0822 東京都稲城市坂浜2271
  • ホームページ:
    http://www.syusei-tsc.com/
  • 無垢杉のフローリング・床材「やすら樹」紹介サイト:
    http://www.mukuyukazai.jp/
  • Facebookページ:
    https://www.facebook.com/syuseitsc/
  • 事業内容:・集成材の製造、加工、販売
    ・モールディングの製造・販売
(2018/04/11)
夢の形~夢の実現 車両製作を楽しむ
夢の形~夢の実現 車両製作を楽しむ
有限会社吉田自工
無い部品は作る
車の修理は我々から見れば修理できるものでもお客様は販売店から買い替えを勧められれば、新しい車へと買い換える傾向にあります。あえて修理をしないのは技術が無いばかりか、買い換えてもらう方が儲かるからです。
また、流通している車の部品調達が整った環境では、故障の原因を深く追究するのではなく、特定された部品を交換してしまえば治すことができます。
我が社は、もともと建設機械の整備から自動車整備の会社へと変化した会社です。在籍している7名の技術者うち3名のベテラン技術者は建設機械の整備をすることからスタートしているため、お客様からご依頼があった段階で我が社の考え方は、「どうしたら修理出来るか」から考えます。建設機械整備の業界では、修理の際に無い部品は作るというのがあたりまえだからです。
我が社に故障車が持ち込まれた場合、「何年式の○○は△△が弱い」といったパターン記憶で原因を特定するのではなく、車の基礎構造の知識と症状・条件を設定し、起きた現象を確認して論理的に原因の追及を行います。我が社のように入庫する車両が国内外、メーカーが特定されていない工場においては、パターンを記憶するのが不可能だからです。
吉田自工の技術力
建設機械整備からスタートした高い技術力
技術の証
我が社は2017年7月優良分解整備事業場として、関東運輸局千葉支局長に表彰していただきました。審査は整備工場に出向いて現地調査を含めた審査も行われます。そしてこの表彰は、県内の技術が優秀かつ安全な自動車の整備を行っている工場の中で特に優良と認められる会社を選んで表彰されるものです。技術に自信を持っている我が社にとって、公的に評価をいただけたのは大変喜ばしい出来事でした。
大切にしている技術を向上させ、継承していくための努力も欠かしません。4名の若手の技術者たちには、ベテランと若手がペアになり一緒に仕事をするOJT(On the Job Training)の方法で行っています。教わる若手も、常に先輩に相談しながら仕事に取り組んでいるため、少しずつ先輩のスキルを学んでくれているようです。
若手の教育だけではなく、ベテラン技術者達は、非常に向上心が高いので、難しい案件に対して積極的に取り組むことで、更にスキルアップをしてくれています。
技術の向上
OJTでベテランと若手がお互いに技術を向上させていく
お客様の夢とスタッフの夢をかなえる
一般的な「軽板金」と呼ばれる低価格のキズ・へこみの修理では、パテの厚塗りで埋めてしまって電動のグラインダーである程度水平を出してそのまま塗装してしまっているようですが、このような修理だとそもそも平らになっていなかったり、時間が経ってからその部分がやせてきたります。我が社の技術者は塗装前の処理では手で何度も触って確認しながら限界まで薄く平らにしてから塗装をするなど丁寧な仕事を苦にしません。
お客様から持ち込まれる車の中には、1960年代の高級外車のレストア(ボディの錆の修復からエンジンの載せ換えなどの作業をして復活させる事)や外車のノーマル仕様車の外観を限定仕様に変身させるなど車の愛好家からの様々な難題が持ち込まれています。新車販売など儲かることしかやらなくなる傾向の中で、あまり儲からない仕事ですが、お客様がやりたい「夢の形」をかなえてあげたい思いで取り組んでいます。幸いな事に技術者自身お客様と夢を共有して、喜んで取り組んでくれています。
我が社の技術者達には、「車を自分の手で作ってみたい」という願望があります。お客様から持ち込まれる課題はそんな思いをかなえることにも繋がっているのでしょう。そんな技術者魂を更に高める為に、仕事以外でも一般的なガソリン車を電気自動車に改造する、車両製作のお手伝いなどのチャレンジもしています。
塗装技術
妥協をしない丁寧な塗装技術
お客様のために台車製作まで取り組む
ある時、自重でも60kgはある弁当や給食を運ぶワゴン(飛行機や新幹線の車内販売で使われているようなもの)の積み下ろしが大変でリフトをつけたらいくらぐらい係るか相談がありました。車両にリフトをつけると80~90万円位ははかかってしまいますが、それでは配送コストとして採算が合わないのではないか、また、ゼロから車両を調達していては、荷主さまの要望期間に間に合わないのではないか、ということになり、別の方法を考える事になりました。
思いついたのが、市販の台車で荷板がジャッキアップできる製品を改造するということでした。錆びにくい亜鉛コーティングをした板を溶接してトレーを作り、台車に載せやすいように道板を取り付けました。車両部品を作る技術を持った技術者にとってそんなに難しいことではなく、楽しそうに製作してくれ、お客様にも大変喜んでいただきました。自動車販売や修理には全く関係ないものでしたが、お客様の課題解決のお手伝いが出来たことはて大変喜ばしいことでした。
この様な話は珍しい事例ですが、今後も自動車の整備・修理技術を磨き、お客様のためになる修理・整備に取り組んでいきたいと思います。
改造前
お客様の要望で台車製作。まずは市販の台車を溶接しトレーを作成
改造後
重い台車をジャッキアップできるよう低コストで改造
  • ●取材先
  • 有限会社吉田自工
  • 〒134-0088 千葉県市川市塩浜2-1-7
  • (本社)〒134-008 東京都江戸川区西葛西8-13-6
  • TEL:047-399-1738
  • ホームページ:
    http://www.yoshida-motors.co.jp/
  • Facebookページ:
    https://www.facebook.com/%E5%90%89%E7%94%B0%E8%87%AA%E5%B7%A5Yoshida-Motors-Ltd-187423774645948/
  • 事業内容:・自動車販売(新車/中古車)
    ・リース販売
    ・車検(国土交通省指定工場)/定期点検/整備・修理
    ・鈑金塗装
    ・レンタカー(ニコニコレンタカー市川塩浜店)
    ・ETCセットアップ
    ・DPF取付け(取付指定店)
    ・速度制御装置取付(取付指定店)
(2018/03/12)
趣味の域を超えた美術品で作った美術館
(2018/02/13)
レーザー溶接の品質を支える会社
  • ●取材先
  • 株式会社NISHIHARA
  • 〒277-0882 千葉県柏市柏の葉5-4-19東大柏ベンチャープラザ102号室
  • TEL:04-7192-7827
  • ホームページ:
    http://www.nishihara2017.co.jp
  • 事業内容:光学機器装置の設計・製造・販売
    電子機器の設計・製造・販売
    溶接加工機の設計・製造・販売
(2018/01/06)
良い豆を安く販売する街のコーヒー豆問屋
  • ●取材先
  • エトナコーヒー(有限会社リバーフラット)
  • 〒262-0032 千葉県千葉市花見川区幕張町5-458-4
  • TEL:043-275-3078
  • ロースト時間:9:30~19:00 定休日:日曜
  • ホームページ:
    http://www.etonacoffee.com/
  • 事業内容:コーヒー豆の焙煎・販売、コーヒー関連器具販売、紅茶等の販売
(2017/12/11)
宇宙にチャレンジしたアルマイト加工
  • ●取材先
  • 株式会社國枝マーク製作所
  • 〒272-0126 千葉県市川市千鳥町11番地
  • TEL:047-396-2611
  • ホームページ:
    http://www.kuniedamark.co.jp/
  • 事業内容:アルマイト処理・加工、ネームプレート加工
(2017/10/10)
SUS WORK STAND(航空機用整備台車)
  • ●取材先
  • 有限会社長谷川製作所
  • 〒262-0012 千葉県千葉市花見川区千種町55-9千葉市工業センター内 
  • TEL:043-259-4416
  • ホームページ:
    http://hasegawass.co.jp/
  • 事業内容:鉄・ステンレスその他金属を使った建築金物の製作一式、ビル・住宅等の階段の製作・設置
(2017/09/15)
サージカルニーレスト(手術用下肢保持装置)
  • ●取材先
  • 京新工業株式会社
  • 代表取締役 森完(まもる)様
  • 〒275-0001 千葉県習志野市東習志野6-15-6 TEL:047-475-0472
  • ホームページ:
    http://www.kyoshin-ind.co.jp/
  • 事業内容:各種精密プラスチック・セラミック成形および組立又、
    それらに付随する金属加工および金型設計・製作
メディア掲載履歴
テレビ東京 ワールドビジネスサテライト トレンドたまご 2015年6月22日放送
TBS 森本毅郎・スタンバイ! 2015年07月23日放送
日経テクノロジーオンライン 2015年7月13日掲載
日経メディカルヘルス 2015年7月19日掲載
㈱ちばぎん総合研究所 Management Square 2017年8月号掲載
他多数
(2017/09/10)
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