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千葉の人でも意外と知らなかった特徴と魅力。
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長南町(ちょうなんまち)
地図
自然豊かな町
 長南町は、千葉県南東部の房総丘陵に位置しているため平地が少ない山がちな地形で、茂原市に隣接しています。房総半島の中部に位置し、内房や外房の沿岸部が雨でも、長南町は内陸部のためか冬には雪になることが多いようです。蛍を見ることができる自然豊かな地域で、町内には1985年(昭和60年)に環境省が選定した名水百選に選ばれた熊野の清水(ゆやのしみず)があります。
 至る所に田園風景が広がっていることからもわかるように、産業は農業が中心で、米作のほか原木シイタケやレンコン、自然薯なども栽培されています。特筆すべき資源は天然ガスです。長南町は千葉県を中心に拡がっている「南関東ガス田」に該当することから、水溶性の天然ガスに恵まれており、産出した天然ガスは町内に供給されています。
 長南町内には鉄道が通っていないので、鉄道を利用する際は市原市にある小湊鉄道の上総牛久駅か茂原市の茂原駅を利用することになります。
 道路は町の北部を国道409号線が横断しているほか、町の中央部を首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が横断しており、2013年(平成25年)4月から茂原市との境界に「茂原長南インターチェンジ」ができたことにより、長南町へのアクセスが向上しました。
小湊鉄道上総牛久駅
最寄りの駅のひとつ小湊鉄道上総牛久駅
JR外房線茂原駅
JR外房線茂原駅(東口)

国道409号線
国道409号線
茂原長南インターチェンジ
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の
茂原長南インターチェンジ

古刹の町
 町内には古刹が多く、なかでも知られているのは784年(延暦3年)に最澄(さいちょう)が開基したと伝えられる大悲山楠光院 笠森寺(通称「笠森観音」)です。笠森観音は、神奈川県・埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県にある坂東三十三箇所の観音霊場の31番目の札所で、本尊の十一面観音を納めている観音堂は61本の柱で支えられた四方懸造(しほうかけづくり)という構造で、日本で唯一の建築様式のため国の重要文化財になっています。周辺の森は開基当時から禁伐林として保護され、現在でも「笠森寺自然林」として国の天然記念物に指定されています。
 国道409号線を笠森観音から3km ほど東に移動すると、三途河頭 極楽東門 蓮華台上 阿弥陀坊 太平埜山 本実成院 長副寿寺(さんずがとう・ごくらくとうもん・れんげだいじょう・あみだぼう・たいへいやさん・ほんじつじょういん・ちょうふくじゅじ)(通称長副寿寺)があります。こちらも798年(延暦17年)に最澄が開基したと伝えられています。中世には天台宗の檀林(仏教の学問所)となり、安房、上総、下総の房総三国の308の末寺を抱えた「西に比叡山、東に長福寿寺」といわれほどの天台宗の大本山でした。現在は「金運増大」の千葉県最大の開運パワースポットとして有名になり「日本一宝くじが当たる寺」として定評があります。
 長福寿寺の敷地内には7万共10万ともいわれる関東随一の紅花畑があり、「紅花の寺」としても有名です。合成可能な染料が普及したため、現在、紅花はこの畑だけになってしまいましたが、長南町の紅花栽培の歴史は古く、934年(承平4年)に菅原道真の子の滋殖(しげいく)が移り住んだ際に持ち込んだのが始まりといわれ、平安時代の長南町は紅花で栄えていたようです。1984年(昭和59年)から毎年6月中旬には紅花フェスティバルが行われています。
笠森寺の観音堂
四方懸造の笠森寺の観音堂
笠森寺自然林
笠森寺へと向かう参道がある笠森寺自然林

長福寿寺
お寺には珍しい「象」が迎える長福寿寺
紅花
長福寿寺脇にある6月後半に開花する紅花

観光とオーガニック農法施設に期待
 町のホームページでも紹介ページがあるほどの8箇所のゴルフ場を抱えている長南町は、ゴルフだけでなく観光地としての側面も持っています。古刹の笠森寺や長福寿寺をはじめ、春は野見金公園(のみがねこうえん)の河津桜、6月は長福寿寺の紅花、野見金公園のあじさい、白井田園の花菖蒲など、「ぐるっと長南花めぐり」と巡回バスで巡るイベントなども催され、多くの観光客が訪れています。
 長南町出身の偉人として知られている渡邉辰五郎は、日本の女子職業学校の先駆者で、1884年(明治17年)に私塾として「和洋裁縫伝習所」(現・東京家政大学)を創設、更に共立女子職業学校(現・共立女子大学)創設にも関与しました。長南町は、この偉人が創設した東京家政大学との協働事業として「(仮称)渡邉辰五郎記念館基本構想」を計画しているほか、産学連携のコラボとして長南町の特産品を使った「特産品の丼メニューコンテスト」も開催しました。
 また、圏央道からのアクセスの良さをアピールし企業誘致を推進するほか、空き公共施設の活用などを推し進め、民間事業者が学校の跡地をドローンスクールと映画やドラマ撮影のスクールスタジオとして利用する取り組みが始まっています。
 一方、千葉県から譲渡された長南西部工業団地跡地活用では、「オーガニック農法による循環型農業」を展開する計画が進められています。この施設はオーガニック農業のほか、国内外や学校等の見学者の受け入れ、レストランやマラソン大会やロードバイク大会が行える施設も予定されています。
 アクセス向上と観光で人の流れが増え、町の繁栄を目指すこれからの長南町は注目です。
見晴らしテラス
周りが一望できる野見金公園の展望台「見晴らしテラス」
野見金公園
あじさいの名所野見金公園

長南町役場
長南町役場
東小学校跡
ドローンスクールとスクールスタジオになる東小学校跡

(2020/7/10)
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