OSはソフトウェア製品であり、OS自体の不具合やインターネットなどを介したウイルス感染への対策として、随時アップデートが繰り返されています。一般的に新しいバージョンのOSが製品化されても、しばらくは新しいバージョンと既存のバージョンの利用者への並行した対応が続けられる移行期間に入りますが、最新バージョンへ多くの利用者の移行が進めば、終了期限のアナウンス後に古いバージョンのサポートを終了して、新しいバージョンのほうのサポートに専念するというのが通常の流れです。
2025年現在でもまだまだ利用者が多いWindows10のサポートが2025年10月に終了するという発表がありました。アップグレード自体はWindows10が入っているPCであれば無償で行うことができますが、実はWindows11には動作させるためのシステム要件(動作条件)があり、現在使用中のPCがこれを満たしていない場合はアップグレードできません。要件を満たしているかどうかは『PC正常性チェックアプリ』でチェック可能です。インターネットで『PC正常性チェックアプリ』で検索して公式ページからアプリをダウンロードすれば簡単にチェックが可能ですので前もって行っておきましょう。