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南総里見八犬伝
館山城1
  • ●南総里見八犬伝とは
南総里見八犬伝は、江戸時代の文豪滝沢馬琴(曲亭馬琴)が1814年(文化11年)の最初の出版から28年もの年月をかけた全106冊にもなる長編小説です。
この物語はタイトルの通り、「南総」房総半島の南部、安房で勢力を持っていた里見氏をモデルに書かれていますが、もちろん史実ではなくフィクションです。
物語は1440年(永享12年)に起こった室町幕府と結城氏ら関東の諸豪族との間の戦い、結城合戦から始まります。結城合戦に敗れた里見義実(よしざね)が隣国の攻撃を受けた際、愛犬の八房(やつふさ)に「館山城主安西景連(かげつら)を討ち取ったら娘の伏姫(ふせひめ)を与える」と戯れを言いますが、はたして八房は景連を討ち取り、約束どおり八房は伏姫(ふせひめ)を連れて富山の洞窟にこもってしまいました。姫を取り戻しにきた許婚の金碗大輔(かなまりだいすけ)が、鉄砲で八房を撃ち殺しましたが、その際伏姫にも傷を負わせてしまいます。八房の気を感じて懐妊してしまっていた伏姫は、身の純潔を証するため、大輔と父義実が見守るなか自害してしまいました。
この時、伏姫が幼い頃に役の行者(えんのぎょうじゃ)から授かっていた護身の数珠から仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八つの玉が飛び散り、この玉を持った八犬士が集結し、家臣として里見家の危機を救ったという話です。
館山港と市街地
  • ●実際の南総里見氏は
里見氏は源氏の流れを継ぐ新田氏から分かれた一族で、鎌倉時代には御家人に、戦国時代には戦国大名として成長し、現在の千葉県南部、安房の国を掌握し、一時期は下総南部までもその勢力下においていました。
その後豊臣秀吉の小田原征伐に参戦した際、秀吉が出した大名同士の私闘を禁じた法令惣無事令(そうぶじれい)に違反されたとみなされ、上総・下総の領土を没収されましたが、その際、徳川家康がとりなしたことから、徳川家と親しい間柄となりました。
関ケ原の合戦ではその功労で常陸鹿島領3万石が加増され、館山藩は都合12万2000石の大名となりましたが、その後当時の藩主、里見忠義の舅(しゅうと)大久保忠隣失脚に連座して安房を没収され、倉吉藩へと移され、忠義の死後、後継ぎがないとされ改易になりました。改易とは身分を平民に落とされ、家禄(かろく)・屋敷を没収されることです。
館山城2
●物語の里見氏と実際の里見氏が観光に
南総里見八犬伝の物語は、歌舞伎にもなり、浄瑠璃、常磐津などにもなりました。現代になってからは、演劇、映画、テレビドラマ、人形劇、漫画、ゲームなど幅広く扱われています。また、里見氏の地元、館山市では「里見氏大河ドラマ化実行委員会」が設立され、「八犬伝のモデルとなった安房最強の戦国大名を大河ドラマに」と大河ドラマ誘致活動も行われていました。
館山城跡に建築された館山市博物館分館(館山城)は、里見八犬伝に関する資料や、1973(昭和48)年4月から1975(昭和50)年3月までNHKの教育テレビで放送された「連続人形劇 新八犬伝」で使われた、人形師辻村ジュサブロー(辻村寿三郎)の人形や当時の映像の一部も展示されています。また、館山市博物館本館には里見氏に関する資料を展示されています。
稲村城跡、岡本城跡(里見公園)、滝田城跡などの史跡に加え、南総里見八犬伝で伏姫がこもった「伏姫の籠穴(ふせひめのろうけつ)」などが観光地になっています。
南総里見八犬伝は、千葉の観光の目玉として、千葉のイチオシ観光資源として広まってほしいものです。
伏姫の籠穴
(2019/6/10)
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