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バックナンバー(73~84)
Webフォント
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1.Webサイトにおけるフォント
私たちが見ているサイトのフォントはCSSに記述されたフォント指定によって読み込まれています。どのようなフォントデータを持っているかは、媒体やOSなどによっても変わってくるため、制作者の意図したフォントで表示されるとは限りません。
CSSで指定する際は複数のフォントを指定すれば、記述されている順に閲覧環境にあるフォントかを判別して、合致したフォントを読み込んでくれますので複数指定が基本です。
2.Webフォント
本文などは、ある程度イメージに近ければ良いのですが、タイトルや画像にかかるテキストをデザインのイメージ通りに表示したいような場合には画像にしてレイアウトする方法が通常はとられます。検索エンジンが画像の内容までも認識しつつあるとはいえ、やはりテキストのほうが確実です。
テキストとしての形式は保ちつつ、さらにイメージに近いフォント表示を実現する手段として「Webフォント」という形が用意されました。制作者側はあらかじめ、使用したいフォントデータをWebサーバにアップしてCSSでそれを指定するか、Webフォントを提供するGoogleなどのサーバを指定すると、閲覧者のブラウザにフォントデータをダウンロードして表示させます。これにより、一般的な閲覧環境には無い特徴的なフォントでの表示を実現することができます。
3.Webフォントの課題
Webフォントは仕組み的には制作者側の希望をある程度かなえてくれるものですが、まだ課題もあります。一番の課題はそのデータ容量の大きさです。欧米などでは数百KB程度で済みますが、日本語は英数字・記号以外にもひらがな・漢字・カタカナといった大量の文字パターンを持っているため、MB以上のデータ容量に達します。
これをダウンロードして表示させられる利用者には、大きな負担をかけてしまいます。定額利用のPCでの有線のインターネット利用なら、ダウンロード時間・料金も気にならないですが、PCに比べればまだ低速で通信データ容量が利用料金に直結するプラン利用者が多いスマホでは、嫌がられるでしょう。
革新的なフォントの指定方法として出てきたWebフォントですが、特に日本の環境ではまだ実用面での課題があります。Webサーバ側と利用者側の安定した高速通信が必須になるので、使用するかは状況を見て慎重に判断した方が良い段階です。
次回は、プログラムの学習についての情報の掲載を予定しています。
(2023/10/10)
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