インターネットを使用していれば何らかの障害は経験することになるでしょう。
職場であればドメインメールを使用している場合も多いため、障害が起きた際は、インターネット使用で必須となる『プロバイダ』や『通信機器』に加えて、『レンタルサーバ会社』なども障害を起こす要因になり、すぐには原因を特定できません。
いきなりルータを触るといった行動に移す前に『何処で』『何が』起きているのか、原因をきちんと確認してから行動に移さなければなりません。少なくとも下記のようなことがどうなっているのか確認します。
- ・Web閲覧
- ・メール
- ・ファイルサーバや社内システムへのアクセス
- ・自分以外の機器の状態
例1.Web閲覧は出来るがメールが送受信できない
Web閲覧が出来ている段階で、ネット自体の問題ではない事は確実です。
メールサーバなのか自分の機器の設定やアプリケーションの問題を疑って調べるのが妥当です。
場合によっては再設定してみるのも良いでしょう。
例2.Web閲覧やメールは使えるが、ファイルサーバや社内システムに繋がらない
自分の機器とファイルサーバ・社内システムを繋ぐハブや回線、社内システムの設定があやしいと考えるの自然です。問題が起きていない人が居ればその人の周辺のハブや回線は原因から除外できるはずです。異常が起きている自分の環境と、正常な人の環境を比較して、『相違部分』に原因が潜んでいると考えると良いでしょう。
例3.自社ドメインのサイトに繋がらない、メールが使用できない
Web閲覧や社内機器のアクセスが出来るのであれば、Web用のレンタルサーバで障害が起きている可能性があります。障害情報を調べたり、問い合わせをかけてみるなど、原因を確認出来たら、指示に従うか復旧を待ちます。どうしてもメールを使用する必要があるなら、Gmailなどのフリーメールのアドレスを取得して使用する等の暫定対応も考えられます。