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チバビズ探訪 バックナンバー(13~24)
Vol.15
外房サイクルサポーターズ
外房サイクルサポーターズ
外房サイクルサポーターズとは
千葉県茂原市から勝浦市までの地域を訪れるサイクリスト達をサポートするための団体です。ロードバイク用のサイクルスタンドを設置し、水やトイレの提供、空気入れの貸し出しなどを行う「サイクルエイドステーション」として協力してくれる企業などを募る活動をしています。
参加してくれる企業には、サイクルスタンド、空気入れ、サイクリストたちの目印になるのぼり旗代として15,000円(税込み)を払っていただいています。それ以外の費用は一切発生しません。地道に活動したおかげで、会の趣旨に賛同いただいた加盟店の数は昨年2018年9月から現在までで47件になりました。
外房サイクルサポーターズの「サイクルエイドステーション」は2018年1月からJR東日本千葉支社が運行しているサイクルトレイン「B.B.BASE(BOSO BICYCLE BASE)」の「B.B.BASE協力施設」とも連携し、外房を訪れるサイクリストたちのサポートをする機能をはたしています。
私たちの活動を知ってくれた方達が役所に紹介してくれたり、仲間達が紹介してくれたりと、いすみ市から茂原市、御宿町、一宮町、白子町、長生村へとその輪はますます広がっています。
サイクルサポーターズの旗
サイクルエイドステーションにはサイクルサポーターズの旗が目印

外房を訪れるサイクリストたちのために
外房サイクルサポーターズを作るきっかけとなったのは、現在の事務局となっているピア宮敷にある「café pia miyashiki」の前をロードバイクの人が通っているのを見かけたことからでした。「なぜこんなところに」と思い調べてみると、千葉県のサイトでサイクリングを推奨していたり、JRのB.B.BASEなどサイクリングを紹介するサイトなどが出てきました。しかし、何故か茂原から勝浦までのサイクリストの協力施設がないことに気づきました。JR東日本に問い合わせてみると、自転車を立てるためのラックを用意すること、水を提供してあげること、トイレを貸してあげること、空気入れを用意してあげることを満たせば、「B.B.BASEエイドステーション」としてJR東日本千葉支社のB.B.BASEに掲載してくれるという事でした。
手続きは意外と簡単で、「ここだけでやっていても仕方がない」ということで、ボランティア活動などで知り合った仲間に声をかけ、活動メンバー4人で昨年2018年9月に「外房サイクルサポーターズ」として活動を始めました。この活動を千葉日報などでも取り上げていただきました。
café pia miyashikiり
café pia miyashikiには収集した各地のサイクルマップを置いてサイクリスト達をサポート

地域をつなぎ、企業をつなげる
旧いすみ町地域は田んぼしかない所で、今までは「何を売りにしたら良いか」といっていましたが、サイクリスト達はそんなところが好きです。この外房サイクルサポーターズの活動を通して、サイクリストの人達が来てくれて、地域にお金を落としてくれる。エリアの集まりで、多業種の集まりだから良いのだと思います。
飲料メーカーが私たちの活動に関心を示してくれて、加盟店がサイクリスト達に配るノベルティをお願いし、自転車メーカーにも協力を呼び掛けたり、大手企業にも協力をしてもらうようアプローチしています。
この活動に参加した人と人、企業と企業、地域と地域が出会って緩くつながって、地域活動やそれぞれの事業で誰かと一緒にやりたいことがあったら、その話に手を挙げてくれる人だけが一緒にやる。あえて緩い集まりとして地域に貢献しながら、それぞれの事業にも結び付けていければ良いと思っています。
私たちは本来は行政がやるようなベースづくりを民間の任意団体でやっていますが、補助金などは一切もらっていません。補助金などをもらうようにするには組織を作る必要がでてきますが、私達はそんな縛りをあえて作らず活動しています。
このしくみややり方は、やりたいという方がいれば、全てお教えします。その土地が好きな方がやるのが一番です。
今後も外房サイクルサポーターズの中心メンバー達は、本業を大切にしながら、無理なくやれるところで続けていきたいと思っています。
サイクルサポーターズの中心メンバー
サイクルサポーターズの中心メンバー

●取材先
外房サイクルサポーターズ
事務局
〒299-4504 千葉県いすみ市岬町桑田341-1ピア宮敷第1工房内
URL: https://www.sotobo-cycle.com/
Facebook: https://www.facebook.com/pages/category/Local---Travel-Website/%E5%A4%96%E6%88%BF%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-504589939999105/
(2019/4/8)
Vol.14
NPO法人いすみ竹炭研究会
いすみ竹炭研究会
いすみ竹炭研究会とは
いすみ竹炭研究会は、本気で大地再生に取り組む自然環境団体です。
全国的に竹の広がりが大きな問題になっていますが、千葉県もかなり竹が多く、繁殖力旺盛な竹は里山や森林の木々を枯らしながら凄いスピードで広がっています。
経済、便利社会の発展により、私たちの生活は山と離れ、放置は進む一方。
山に入っていた人も今は山には入れない高齢者・・・
このままだと全ての里山が竹山になるのも時間の問題です。
竹山になると、実の成る木々も枯れ、多種多様な生き物が住めなくなり、力を失った大地は水を吸わず、雨が降っても鉄砲水のように土の上を流れ、ミネラル豊富な水が山から流れなくなるので、川も農地も海も衰退して行きます。
農業、水産業が要であるいすみ市にとって、かなり大きな打撃となります。
私たちは、早急にこの問題を解決するために、無料で整備することを決め、今23現場目の竹林整備をしています。
整備面積は、2年間で約20,000坪、枯れ竹や弱った竹、古い竹を間引きして美しい竹林が生まれています。
整備して伐り出した竹は、開放炉で焼き、驚異的な大地再生(水、土、空気を健全な状態に戻す)をする、ポーラス(多孔質体)竹炭という資源にしています。
多くの人たちに、たくさんの竹炭を大地に還してもらいたいので、心を込めて作ったポーラス竹炭は、破格で提供しています。
月一回の竹炭イベント、年一回の竹炭シンポジウム、市の広報、HP、ポスター、チラシ等々で、私たちの存在は、かなり認知されるようになり、整備した現場の地主さんからの感謝の声が人から人へとクチコミで広がり、今現在整備依頼待ちが21件です。
美しい竹林と、大地再生のポーラス竹炭は、自然を愛する仲間たちの心で、どんどん増えています。
ポスターとチラシ
シンポジウム開催ポスター
里山再生を訴えるチラシ

竹炭で大地再生に取り組む
いすみ竹炭研究会の西澤代表は、東京生まれ東京育ち。生命保険のライフプランナー時代に生活習慣病やアレルギー、難病などの原因が「食」にあることに気づき、一大決心をしてオーガニックな作物を作る農業に転身しました。しかし、長年のハイヒールを履いた生活がたたって、腰痛を患い断念してしまいました。その後田舎生活を求めて、好みの物件を探していたところ、偶然に出会ったのがいすみ市の物件でした。
移住生活を始めて間もなく、「竹炭シンポジウムinいすみ」というシンポジウムに参加し、竹や有機物を使った大地再生の話を聞いて衝撃を受けました。
それは山を再生することで農地はもちろんのこと、川や海まで健全な状態になる好循環を作っていくというもので、当初目指していたオーガニックな農業の風上にあたる取り組みでした。
その後半年にわたって溝や穴を掘って竹炭や有機物を入れる里山再生プロジェクトに参加し、鉄砲水のように雨水が地表を流れていた所が、大地に浸透していく様を目撃しました。そこで、2016年11月にプロジェクトに参加していた仲間18名で「いすみ竹炭研究会」を発足しました。
山の再生と竹炭づくり
山肌も見え、土留めも設置されている
伐採した竹は手作りの炉で竹炭づくり

ノウハウもオープンに
今では会のメンバーは180人以上に増え、発足当初は月2回程度活動していましたが、それでは増える竹のスピードにも追い付かないし大地再生の竹炭もたくさん作れない、作業は日に日に増え一年半前頃からは、週5日のペースで活動するようになりました。
全国各地で私たちの活動を真似してくださるところが増えたら、地球がきれいになっていきます。そのために心がけているのは、「誰にでも負担なく始めれる仕組み作り」。
若い人たちにも取り組んでもらいたいので、極力お金をかけないように心がけています。
活動を始めるのには、道具が必要です。
県の財団や市の助成金を申請して準備しました。
今、会を支えてくれている柱が、善意の支援、皆様の任意の寄付金です。
まだまだ多くの人たちを雇用できるまでにはなっておりませんが、背中を押してくれる皆の心が私たちの原動力となっています。
これからの目標は認定NPO法人です。
寄付してくださった個人や企業が税制上の優遇を受けれるのでWinWinの関係になり、寄付してくれた企業のイメージアップにも繋がり社会貢献出来ます。 寄付の増加が期待できて、多くの人を雇用できる仕組みを作れることになり、ガンガン整備が進み、ジャンジャン竹炭ができ、グングン組織が膨らみます。 夢に描いているのは、竹炭や有機物で大地を再生した里山、農地などのモデル地を作り上げることです。
私たちの物語は始まったばかりです。
豊かな自然との共生に向かって、本気で挑んで参ります。
伐採した竹
伐採した竹は人手で積み上げられていく
伐採した竹の山

●取材先
いすみ竹炭研究会
住所非公開
Mail:isumi.tikutan@gmail.com
URL: https://www.isumitikutan.org/
Facebook: https://www.facebook.com/isumitikutan/
(2019/3/11)
Vol.13
NPO婆沙羅(きもの美人)
佐原きもの美人
NPO婆沙羅とは
NPO婆沙羅とは佐原で「きもの美人」という江戸情緒が残っている江戸優り佐原のまちを着物で散策してもらうためのレンタル着物サービスを提供する団体です。
江戸時代に栄えた江戸優り佐原は昔の風景が残る着物の似合うまちで、着物を着ることで普段と違う自分になってより佐原の魅力を感じてもらう事を目的としています。
代表のINOUE美容室の井上先生の志で、自分の持っている美容師の技術でまちに貢献したいという想いに賛同する人たちが協力し、婆沙羅が誕生しました。
婆沙羅の名前は、サンスクリット語でダイヤモンドを意味し、日本の中世、主に南北朝時代の社会風潮や文化的流行をあらわす言葉として使われていました。普段と違ったいでたちで楽しんでもらうというコンセプトから、婆沙羅とつけました。
婆沙羅の設立当初は、「千葉県の地域活性化プラットフォーム事業」を活用して2年間運用のための仕組みづくりを行い、佐原商工会議所がその支援を行いました。
小江戸佐原の街
綺麗に着物を着てもらいたい
婆沙羅の活動は、タウン誌などで市民の方々に呼びかけ、タンスで眠っている着物を提供してもらうことで、まちづくりに参加してもらうという呼びかけから始めました。その結果、市民の方々の賛同を得、50着もの着物が集まりました。
婆沙羅のサービスは着物のレンタルから着付け、ヘアセットまですべて含んで6,000円と通常では実現できない価格で提供しています。それは、ボランティア団体であることだけでなく、代表の井上先生が観光地でよくある着物レンタルのような中途半端な着せ方ではないきちんと着付けやヘアセットをして綺麗に着てもらい佐原のまちを歩いて欲しいという想いからです。
今では男性の着物も用意し、また、海外の旅行客が増えてきた事にも対応するため着幅や着丈を調整するなどの対応もしています。
また、海外からの観光客も全体の3〜4割ほどに増えて、英語圏だけではなくアジア圏の観光客など言葉が通じない場合も多くなってきたため、着付けに関しての注意事項などを書いた多言語カードなども手作りで用意し、外国人にも安心して楽しんでもらえるよう努力しています。
カップルで着物レンタル
佐原の有志たちとリンク
NPO婆沙羅の活動は、国土交通省観光庁「二ユーツーリズム創出・流通促進事業」で採択され、「着物で楽しむ佐原の町並みと食めぐり」という商品を作って、食と体験を加えた取り組みなども行いました。
他にも佐原で「食と文化の結合」をテーマに活動する「結いの会」が行なっている古典朗読会を着物姿で聞いてもらうなど、他の地域活性活動とも連携した活動を行なっています。
また、きもの美人のサービスをご利用いただいたお客様に、佐原のまちにあるお店で、お買い物をしていただくと、金額の10%を割引してもらえる「佐原まちめぐりパスポート」をお渡ししています。この「佐原まちめぐりパスポート」をご利用いただく事で、商店街の活性化にも貢献できるよう協力しています。
佐原が好きで、街のために一役買うことがミッションとして活動している仲間がたくさんいる中で、私たちNPO婆沙羅は他のまちおこしの団体とも連携を取り、着物を通して江戸優り佐原の良さを国内外に発信しています。
佐原まちめぐりパスポー
●取材先
NPO婆沙羅(きもの美人)
事務局
〒287-0003 千葉県香取市佐原イ525-1(佐原商工会議所内)
佐原きもの美人のお申し込み
参加料金:1日6,000円(内訳:着物レンタル一式、着付け、ヘアセット、佐原まちめぐりパスポート、お茶券付き)
毎週火曜日、第一・第三水曜日定休
きもの美人ホームページ: http://basara-sawara.com
予約:0478-52-2373(INOUE美容室)
(2019/2/12)
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